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芝生の管理に欠かせない農薬である除草剤・殺虫剤について紹介していきます。 一言に農薬と言っても芝生に登録がある農薬だけでもかなりの数の種類がありますので代表的なものを紹介していきます。 まずは農薬使用の基本として液体・固体様々なタイプがありますが基本的には水で規定倍数に薄めて使用します。 例外として粒剤タイプだけはそのまま手でまいて使用します。 また家庭用として最初から原液を薄めた状態のものもあります。芝生の面積に応じて使用するものを選びましょう。

※ 使用時はラベルをよく読み必ずマスク・手袋着用の上、安全に使用してください!
※ ここでは基本的な農薬の特徴を抜粋して紹介しています、詳細はLINKから農薬会社サイトで。

【主な農薬の形態】

形 態 液 体 固 体 特 徴
液 剤
除草剤のほとんどがこのタイプです、最初から展着剤入りタイプもあります。
乳 剤
その名の通り乳白色の液体で殺虫剤に多い形態です、匂いがキツイかも。
フロアブル
水和剤を最初から水に混ぜた状態でドロドロしています、使いやすい。
ドライフロアブル
顆粒状で水に溶かして使用します、水和剤よりは安全。
水和剤
粉状で水に溶かして使用します、粉が舞うためマスクは絶対必須です。
粒 剤
粒状でそのまま使用します、使用時の安全度は高いです。


● 除草剤

除草剤の知識を持ち適正に使用すれば、あとはわずかな手除草で残った雑草を抜けば楽に管理できます。 その除草剤の種類は数多くありますが基本的な分類と一般的によく使用されているものを紹介しておきます。 使用時期について芝生の管理でも書きましたが高温時の使用は雑草に対して高い効果が得られますが 芝生に対しての影響も強まるため薬害がでやすくなるので要注意です。

【土壌処理剤】
雑草発芽前から初期までに効果があり、雑草の発芽を抑制する薬です。 この薬剤だけで管理するのがコストも一番かからないので雑草が発生しないうちに散布していきます。

【茎葉処理剤】
雑草発芽初期から中期までに効果があり、葉や茎に付着して枯らす薬です。 展着剤を混ぜて使用すると効果が上がります。また雑草がある程度成長すると薬の成分も強く、 コストも高めのものを使用しなければならなくなるのでなるべく雑草が小さいうちに処理します。

【土壌茎葉効果剤】
土壌処理剤と茎葉処理剤の両方の効果がある薬です。 通常ここまで使用する必要はありませんがハマスゲは生命力の強い雑草ですのでその対策として紹介します。 土壌処理も兼ね、利用価値が高いので価格は高めです。

【主な除草剤の種類】

分 類 薬剤名 適用雑草 適用芝生 特 徴 注意点
イネ科 広葉 日本芝 ティフ
土壌処理剤 シマジン
フロアブル
薬効期間は約2ヶ月で昔から定番の薬として使われています。 芝張り直後に使用すると薬害がでやすい。
茎葉処理剤 MCPP液剤

クローバーなどの広葉雑草・スギナなどに効果が高い。 植木や花にかかると薬害がでます。
2.4−Dアミン塩

広葉雑草に効果があり、原液を筆などで少量ハマスゲに塗ると効果あり。 春から秋の気温20度以上時に使用します。冬場は効果が弱くなります。
アージラン液剤

メヒシバ・カタビラなどのイネ科雑草に効果が高い。 イネ科に効く貴重な薬ですが高温時に使用すると、この中で薬害が一番キツイ。
土壌茎葉
効果剤
インプール
ドライフロアブル

ハマスゲ・ヒメクグなどカヤツリグサ科雑草に対して効果が高い。 利用効果が高い分、値段も高いので面積が狭いと割高に。


● 殺虫剤

殺虫剤使用に関しては匂いが除草剤よりもきついものが多く、芝生そのものより周りの環境、 生物への配慮が必要ですので注意して慎重に使用してください。殺虫剤も除草剤同様、 効果に比例して値段も上がりますので、害虫の発生状況により使用するものを選びましょう。 また複数の殺虫剤を混合して使用すると薬害がでる組み合わせがあるので除草剤との混合または単独で使用するようにして下さい。

【主な殺虫剤の種類】

薬剤名 シバツトガ ヨトウムシ コガネムシ ゾウムシ
幼虫 成虫
スミチオン乳剤
ダイアジノン乳剤
ディプテレックス乳剤



オルトラン粒剤


カルホス乳剤
ダーズバン乳剤


肥料の使用については農薬と違いそこまで厳密に注意する必要はありませんが栄養分のバランスをとるように心がけてください。 N(チッソ)が極端に多いと芝生が軟弱に育ち、肥料が濃いと肥料やけなどの害がでます。 あとポイントとしては秋の適切な施肥で少し緑化期間を伸ばすことができます。

【肥料の三要素】
植物の生育に大事な栄養分のN(チッソ)・P(リンサン)・K(カリ)の割合のことで8-8-8などのように%表記してあります。

【速効性肥料】
主に春と秋に使用し、効果が早めにあらわれますが短期間に消費します。 液肥はさらに効果も早まりますが効果のある期間も短くなります。

【緩効性肥料】
主に元肥と夏に使用し、効果はじわじわとゆっくり利き長期間持続します。

【主な肥料の種類】


有機質肥料 化成肥料 液体肥料
特 徴 植物性や動物性のものを原料としている肥料で油かす、骨粉、草木灰、鶏糞などがあります。 NPKの三要素以外にもカルシウムやマグネシウムなどの微量要素も含み土壌の性質をよくする働きもあります。 化学的につくられた肥料で様々なタイプのものがあります。 NPKの三要素が配合され粒状で速効性として使用する肥料となります。 また有機質肥料と化成肥料を混合した有機配合肥料もあります。 化成肥料を液体化したもので薄めて使用します。 液体なので芝生への浸透も速く、その分効果も速くあらわれます。 肥料の中では一番割高です。
主な使用法 芝生を張る前に元肥として下地の土壌に施します。 春と秋に速効性肥料、夏に緩効性肥料を施します。 トラブル時に素早く回復させるために施します。


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