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『鳥取方式』の芝生化の特色
  1.夏芝(バミューダグラスを用いポット苗を6月に移植)冬芝オーバーシーディングにより年中青々とした芝生
  2.短期間(3−4ヶ月)で芝生化
  3.芝刈りと施肥のみで、年間維持管理費は100円/平方メートル以内
  4.除草剤や農薬を一切使用しない:環境と利用者に優しい芝生化が可能
  5.専門業者でなく、誰でも施行可能な芝生化

  ※『鳥取方式』の芝生化の特色(鳥取県公式サイト鳥取県広報課メモより引用)
  http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=92520

鳥取方式

低予算でできる校庭緑化、芝生造成ということでNPO法人「グリーンスポーツ鳥取」さんが提唱されている 鳥取方式ですが、話は聞くけどやってみないと分からないということで、実際に試してみることにしました。
鳥取方式を簡単に説明しますと、まずポットで芝生の苗をつくり、そのポット苗を約50cm程の間隔で 植え付けるというやり方で、品種はバミューダグラス(ティフトン419)を使用し肥料と刈込だけで 管理し仕上げる植え方です。 詳細は、NPO法人「グリーンスポーツ鳥取」さんのホームページなどで説明されていますので、 興味のある方は、そちらで確認してみて下さい。

ということで実際にホームセンターや園芸店にある身近な資材を使ってやっていきますが、 ただポット苗を作るのもなんなので、基本のティフトン419に加え姫高麗芝、セントオーガスチングラスの合計3品種で、 ポット苗を作っていろいろ比較しながら観察していきます。
さらに今回は、同時期に畑に植え付けたティフトン419の生育状況とも比較しながら、 それぞれの植え付け方の特徴やメリットデメリットも合わせて考えていきたいと思います。


1.ポット苗を作る前に

まずはポット苗作りからですが、芝生にしたい場所の面積から芝生の苗やポットなどの必要量を計算します。 50cm間隔で植え付ける場合は、平方メートルあたりに必要な苗の数は4株になりますので、平方メートル×4で 面積あたりの必要なポット苗の数量が計算できます。
この苗の間隔は、必ずしも50pでなくてもいいと思いますが、ポット苗数量の計算も楽でちょどいい間隔 だと思います。 この間隔が30p、40pに短くなると必要なポット苗の数量は増えますが、仕上がりが早くなり、 逆に60p、70pに長くなると必要なポット苗の数量は減りますが、仕上がりは遅くなります。 その部分については、コストと仕上がりまでの時間のどちらを優先させるのかということですので、 状況に応じて苗の間隔を考えればいいと思います。 また土壌や環境については、切り芝を張る場合と同じですので、土壌の質や水はけの状況は事前に 確認し、必要であれば土壌改良をしておきます。

■苗の間隔と面積あたりの必要なポット苗数
苗間隔 1ポット苗あたりの面積 面積1平米あたりのポット苗数 30平米に必要なポット苗数
30p 30cm × 30cm = 0.09平米      1平米 ÷ 0.09平米 = 11.11個      11.11個 × 30平米 = 333.3個
40p 40cm × 40cm = 0.16平米      1平米 ÷ 0.16平米 = 6.25個      6.25個 × 30平米 = 187.5個
50p 50cm × 50cm = 0.25平米      1平米 ÷ 0.25平米 = 4.00個      4.00個 × 30平米 = 120個
60p 60cm × 60cm = 0.36平米      1平米 ÷ 0.36平米 = 2.78個      2.78個 × 30平米 = 83.4個
70p 70cm × 70cm = 0.49平米      1平米 ÷ 0.49平米 = 2.04個      2.04個 × 30平米 = 61.2個
※小数点第3位は、四捨五入して計算しています。

■切り芝 37.1cm × 30cm 1枚から取れる苗数(3cm × 3cmに切り取って1ポット分の苗にする場合)
37.1cm ÷ 3cm = 12 (小数点切り捨て)
30p ÷ 3cm = 10
10 × 12 = 120
ということで、3cm × 3cmの苗が約120個、ポット苗120個分できます。 1束1平方メートル分だと9枚ありますので、120 × 9枚 = 約1,080個分になります。 (50cm間隔の場合、約270平方メートル分)
※計算上は、1.1cm × 30pの細長い部分が余りますが、実際には途中で芝生がくずれたり しますので、約120個ぐらいが目安になります。


2.ポット苗の材料

ポット苗の材料

ポット苗を作る材料ですが、今回は右の写真の材料を用意しました。
【ポット】
直径約8cmの黒ポリエチレンポット
ポット用トレー(4列×6列 24ポット分)
【土】
培養土
【芝生】
姫高麗芝、セントオーガスチングラス、ティフトン419
切り芝 37.1cm × 30cm × 各1枚

今回準備したポットは、使い古しがあったので、それを使います。 ポットやトレーはいろいろなタイプがありますが、用途やお好みで 使いやすいものを用意すればいいと思います。 土は、ホームセンターで適当に選んで培養土を購入しました。 後で、確認したらマサ土を推奨されていましたが・・・ まぁなんとかなると思います。 普通の畑の土でも大丈夫ですが、雑草の種子が多く含まれている可能性が高いので、 値段も安いしお店で購入した方が無難だと思います。 ただ砂や砂質の強い土だとポットの下の穴からボロボロこぼれますし、 保水性がないので、ポット苗の土には向かないと思います。



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